2021年6月15日
在学生の皆さんへ
発信:東京都市大学 副学長(総括・教育担当)大上 浩
本学では緊急事態宣言の発令期間が6月20日まで延長されることを受け、時限的な対応として、第2クォーターの授業は、本学が定める「ステージ4(すべての科目をオンライン型授業とする)」で実施する措置をとってきました。学長会議では、その後の新型コロナウイルスの感染状況の推移を注視し、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県の感染者数が減少傾向にあることから、「ステージ2」に移行することを決定しました。今後の第2クォーターでは、学生の皆さんが安心して学修に専念できる環境を提供し、学修機会の確保に努めるために、感染防止対策を十分に講じたうえでハイブリッド型授業を効果的に実施するものとします。
1.本学の定める対策ステージの変更
・本学の定める感染対策ステージを「4」から「2」に変更します。
・6月15日(火)から6月22日(火)までを移行期間とし、ハイブリッド(遠隔)型授業に切り替えられる科目から適宜切り替えます。実験・実習・実技科目等については、同様に対面型授業に切り替えます。(履修学生への周知は科目担当者が行います。)
ステージ |
授業内容と授業形態 |
0 | すべての科目を対面授業。 |
1 | 可能な限り対面型授業。ハイブリッド型授業を併用。 |
2 | 原則としてハイブリッド型授業。実験・実習・実技科目等を対面型授業。 |
3 | 原則としてオンライン(遠隔)型授業。実験・実習・実技科目等を対面型授業。 |
4 | すべての科目をオンライン(遠隔)型授業。 |
※ 今後、他のステージへの移行が必要になった際には、学長会議で決定の上、速やかに通知します。
<変更後> 第2クォーターの授業開講方針
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・授業は対面型とオンライン型(遠隔)を併用した「ハイブリッド型」とします。 ・教員は講義室で講義を行い、同時にオンラインで学生に配信します。 ・学生の皆さんは、対面型あるいはオンライン型を選択し、受講します。 ・授業は、すべて録画され、履修学生はオンデマンドで何度でも見ることができます。 ※ ハイブリッド型授業は、学生皆さんの受講形態の希望を最大限尊重しつつ、対面型とオンライン型のメリットを活かした授業とすることで、対面型授業と同等以上の教育効果を得ることを目指しています。なお、どちらの形式で受講しても、学修面での不利益が生じないように工夫します。 |
2.ハイブリッド型授業について
・原則として、教室等において対面型授業を実施しつつ、これと並行して Zoom などのウェブ会議システムを利用し、教室外へ同時双方向配信によるオンライン型授業を行います。
・授業は、すべて録画され、オンデマンドで何度も見ることができます。
・ハイブリッド型授業を対面型で受けるか、オンライン型で受けるかは、第1クォーター開始前に行った希望調査に基づきますが、対面型の受講を希望していた学生が、オンライン型の受講へ変更する場合、これを認めます。逆に、教室収容人数に余裕がある場合、オンライン型から対面型の受講へ変更することを認めます。変更希望者は所属するキャンパスの教育支援センターに問い合わせてください。
3.例外的な科目について
・個別の事情によりキャンパスに来ることのできない学生や、登学を希望しない学生の皆さんに対しては、理由を問わず、いずれの科目も登学せずに受講できるよう対応することを原則とします。オンデマンド型授業を受講する場合、担当教員が、所定の授業時間の中で出席をとると共に、15 分以上の質問や討議の時間を設けますので、活用してください。
・履修者数が 200 名を超える多人数科目はオンライン(遠隔)型授業とします。(同じ担当者の同じ科目で 1 部のクラスで履修者が 200 名を超える場合、すべてのクラスでオンライン型授業とします。)
・実験・実習・実技等の実際の活動の経験が教育的意味のある授業については、内容の再構成、実験室等のほかに一般教室併用などの適切な工夫の下で、三密を避けつつ対面型授業とします。どのようにしても三密を避けることが困難な場合には、対面型授業の学生数を抑制する対応をとります。(対応の詳細については、別途指示します。)
4.タイムテーブルについて
朝夕の通学通勤時間帯を回避するため、特例措置として、始業時間を 9:30 とすると共に、 授業時間を 90 分×14 回とし、終業時間を早めます。90 分×15 回を想定している標準的な大学と比べて授業時間が 90 分間少ないことから、これについては、授業中に課すものに相当する課題研究等に代替すること等により、必要な学修時間を確保することとします。
1時限 9:30~11:00
2時限 11:10~12:40
3時限 13:30~15:00
4時限 15:10~16:40
5時限 16:50~18:20
※ 休憩時間を従前どおり 10 分、昼休みは 50 分とします。
5.研究活動について
・4月21日(水)付「まん延防止等重点措置中の研究室所属学生の研究活動について」及び4月19日(月)付「新型コロナウイルス感染防止のための研究室(実験室)利用ガイドライン」の内容により、活動を認めることとします。
6.そのほか
・大学院科目についても、本方針に準じることとします。
・TAP語学準備講座などの授業外の学習については、本方針に準拠しつつ適切に対応するものとします。
以上